【YouTubeの動画広告】現役動画クリエイターが種類・特長・選び方のポイントをまとめてみた


こんにちは!あやか(@aaa_1205)です。
企業のWeb担当者、マーケター、広告出稿を検討している方。YouTube広告に興味があるけれど
- 本当に成果に繋がるのだろうか
- いろんな種類があってよくわからない
- どんな動画広告を作るべきかわからない
このような課題を抱えていないでしょうか。
YouTubeをはじめ、TikTokやvimeoなど動画プラットフォームは年々増加しており、比例するように動画広告市場の成長も加速しています!
この記事では、「YouTubeの動画広告」に特化して、広告の種類と特長、YouTube動画広告の制作ポイントを現役動画クリエイターの筆者が丁寧に解説していきます。
初めてYouTubeの動画広告に挑戦してみたい!という方に、最適な動画広告のご提案も可能です。ぜひ、最後までご覧ください。
目次
YouTube動画広告とは
YouTube動画広告とは、YouTubeにアップした動画をYouTubeの視聴者に配信できる広告です。Googleアドワーズと紐付けて配信しているため、Googleのパートナーサイト等への配信も可能です。(動画配信できる場所がある媒体)
YouTubeの動画広告は、静止画などのバナー広告とは異なり潜在層※に向けた広告として最適です。リスティング広告のようなニーズが顕在化しているユーザー向けではなく、興味関心があるユーザーの興味関心度合いを引き上げる、ブランドや商材の認知を高めるなどに有効です。
潜在層
自社の商材やサービスを知っていても、購入やお問い合わせなど具体的なアクションまでは考えていない層
また、静止画と比較して動画では、ユーザーに与える印象・インパクトは大きく違います。ある研究結果によると、画像は文字の7倍、動画は文字の5000倍の情報を伝えられると言われています。※
※アメリカの調査会社、Forrester ResearchのJames L. McQuivey博士が2014年4月に発表した研究結果より
届けられる情報量が増えると、ユーザーの興味関心が高まります。その心理状態で購入・問い合わせページへ遷移させることができたら、さらにコンバージョンに結びつきやすいのは容易に想像できると思います。
動画広告市場
サイバーエージェントの市場調査によると動画広告市場は今後も大きく成長していく見通しです。
2020年の動画広告市場は、昨年対比114%の2,954億円に達する見通し。
出典元:サイバーエージェント「2020年国内動画広告の市場調査」
2021年には3,889億円、2024年には6,856億円に達する見込み。
スマートフォン動画広告の需要は昨年対比114.8%の成長を遂げ、動画広告市場全体の89%に。
上記からわかるように、スマートフォンで視聴する割合が圧倒的に高いです。今後ますますスマートフォンで視聴される場合に、成果に繋がりやすい動画広告とはどんなものか、を模索していく必要があります。
YouTube広告はどのような商材・サービスと相性が良いか
YouTube広告は、基本的にどんな商材・サービスでも広告として機能するでしょう。その理由は、前述したようにGoogleと紐付いているため、ユーザー一人ひとりの興味関心を区別して、適切な広告を配信できるからです。
私自身、英会話を日々練習しているのですが「英会話に伸び悩んでいませんか?」という動画広告が流れてきたら数秒は見ちゃいます。(伸び悩んでいる)
YouTube上で「英会話」と検索してから、私のアカウントは英会話に興味関心があると判断されたようで、最近は英会話に関する動画広告ばかりでてきます…
つまり、自分に興味があること・不満に思ってること・解決したい問題。それらに対してダイレクトに照準を合わせ、さらにその動画広告内で解決できそう・面白そう!などの感情を沸き立たせることができれば、次のアクションに繋がりやすいのです。
これはYouTube動画広告に限らず、広告に関わることすべてに言えることです。
ただ、動画広告は静止画など他の広告に比べて制作コストがかかるため、敬遠する企業が多いのも事実です。先行投資にいくらかかるかだけでなく、その先の回収・利益まで見据えて検討されることをおすすめします。
動画制作の料金相場については下記の記事でまとめています。

【動画制作の料金相場】何にどのくらいかかる?動画クリエイターが徹底解説
広告の選び方
ネット広告は良くも悪くも種類が豊富です。その中でどの広告を選ぶべきか分からないこともあると思います。
そんな時は、以下のマーケティングファネルを自社の状況に照らし合わせてみると良いかも知れません。

マーケティングファネルとは顧客が、認知・興味関心・情報収集・比較検討・購入と、最後のアクションまで進んでいくにつれて人口が減っていく状態を図式化したものです。
ただ、最近はSNSやインターネット普及の影響で、購入後も重要になってきています。
購入した後はリピーターになって欲しいですし、できれば他の人にも評判を広めてほしいですよね。つまり、購入してくれた顧客には一人でも多くファンになって欲しいのです。そのため、購入のあとには継続・拡散の行動がマーケティングに影響を与えるようになりました。
例えば、認知や興味関心層をターゲットにする場合はTwitterやInstagram、YouTubeの広告が効果的です。興味・関心層は、まだユーザー自身の中でニーズが明確になっていない(ニーズが顕在化していない)ため、ユーザーに自社の商材を認知してもらうこと・興味をもってもらうことが重要です。
ニーズが顕在化したユーザーを獲得するなら、リスティング広告などの短期施策が向いてます。中長期的にユーザーを取り込む施策では、より多くの層にアプローチでき、なおかつ多くの情報を届けられるYouTubeの動画広告は適切な選択肢と言えます。
YouTube動画広告だけではなく、可能であればTwitterやInstagramなどに最適化した静止画・動画広告を併用するのがおすすめです。
YouTube広告のメリット
上記のマーケティングファネルでも見たように、YouTube広告は多くのユーザーにアプローチが可能です。
- アプローチできるユーザー人口が多い
- きめ細かいターゲティング設定ができる
- 効果検証ができる
以下で詳しく解説していきます。
アプローチできるユーザー人口が多い
YouTubeは、国内の全年代において、主なソーシャルメディア系サービス・アプリ等の利用率でLINEに次いで第2位です。LINEは90.3%、YouTubeは85.2%です。
各種SNSサービス | 全年代 |
---|---|
LINE | 90.3% |
42.3% | |
31.9% | |
42.3% | |
TikTok | 17.3% |
YouTube | 85.2% |
YouTubeは他のSNSと比較しても、ユーザー人口の母数は明らかに多く、その分、多くのユーザーにアプローチすることが可能なのです。
きめ細かいユーザーターゲティングが可能
YouTube広告はGoogleと紐付いているため、Googleの所有データを使って最適なターゲティング※が可能です。年齢、性別、居住エリアや勤務地域、過去の行動データ、カテゴリやキーワードを指定して配信ができます。
ターゲティングとは
自社の商材やサービスに適した市場(=顧客)を明確にすること
自社の商材・サービスの広告に興味関心がありそうなユーザーに絞って広告を配信することで、限りある予算に対して広告効果を最大限に高める事が可能です。
効果検証ができる
YouTubeの動画広告は管理画面で、広告の表示回数(インプレッション数)・動画再生数・動画再生時間・クリック数などを測定できます。
動画を視聴したユーザーの行動を定量的に把握することができるため、配信した動画広告の良し悪しを分析しやすく、PDCAサイクルが回しやすいのも利点です。
動画広告の目的が認知なのか、行動なのかで見るべき指標は変わります。
表示回数 | 広告のサムネイルが表示された回数。 |
---|---|
視聴回数 | ユーザーが広告を視聴した回数。 動画広告のクリックまたは30秒以上の視聴または最後まで再生した場合にカウントされる。 |
視聴率 | 広告を視聴したユーザーの割合。視聴回数 ÷ 表示回数 ✕100 で求められる。 |
完全視聴率 | 動画広告の最後まで離脱されずに視聴された割合。 |
総再生時間 | ユーザーが動画広告を再生した合計再生時間。 |
クリック数 | 動画広告がクリックされた数。 |
クリック率 | クリック回数 ÷ 視聴回数 ✕ 100 で求められる。視聴者が動画広告に興味をもってくれたかどうか、の判断基準にもなる。 |
コンバージョン数 | 視聴者が動画広告をみて、消費購入やお問い合わせなどの行動を起こした数。 |
ユニークユーザー数 | 一定期間内に動画広告を視聴したユーザーの合計数。 |
この他にも様々な指標がありますが、まずは上記を抑えておくと困りません。
例えば、動画広告の目的が「認知度向上」であれば見るべき指標は
認知度向上で見るべき指標
- 視聴回数
- ユニークユーザー数
認知度向上のためには、たくさんの人に知ってもらうためにはたくさんの人に情報を届けることが重要です。
視聴回数が多ければたくさんの人に見てもらえた、ユニークユーザー数が多ければ知らなかった人に知ってもらえたと考えることができます。
また、その指標の値が低いと判断した場合は動画広告を分析・改善することも重要です。
動画広告の目的が「購入検討層」へのアプローチの場合、見るべき指標は
購入・検討層へのアプローチで見るべき指標
- 完全視聴率
- 再生時間
購入するかどうか、ということはすでにその商材を知っており、ある程度の興味関心がある段階のユーザーと判断できます。
そのユーザー達が、動画広告を最後までみた率が高ければその商材に対して好感度が高い・関心が高いと判断できます。
「購入・検討」の先の「行動」を目的としている場合は
行動が目的の場合の見るべき指標
- クリック数
- 問い合わせ数または購入数など
- 売上
行動は、商品を「買う」、サイトで「問い合わせをする」、「資料請求をする」などのアクションのことです。それは、動画広告を見たあとに続くもののため、クリック数は重要です。クリックされなければ、アクションするページへの遷移もないからです。
また、クリック数はたくさんあるけれども購入や問い合わせに至らない場合、動画広告ではなく遷移先のページを改善する必要があると判断できます。
YouTube広告商品7種類まとめ
YouTube広告にはたくさんの種類があり、何をどういう基準で選んで良いのかわからない。そもそもそれぞれの違いは何だろう…という方も多いと思います。ここでは、それぞれの特長や、どんな効果が期待できるのかまとめましたので、ぜひご覧ください!
YouTube広告商品7種類
- TrueViewインストリーム広告
- スキップ可能
- スキップ不可
- TrueViewディスカバリー広告
- バンパー広告
- アウトストリーム広告
- マストヘッド広告
- オーバーレイ広告
以下で詳しく解説していきます。
TrueViewインストリーム広告
インストリーム広告は、YouTubeの動画を視聴中に流れてくる広告です。5秒間視聴したらスキップが可能な広告、15秒の尺で作られるスキップ不可の広告と2種類あります。
また、動画広告の再生タイミングは3種類あります。
- プレロール広告:YouTubeのコンテンツ動画再生前
- ミッドロール広告:コンテンツ動画再生中
- ポストロール広告:コンテンツ動画の最後
インストリーム広告は、12秒〜3分の長さにすることをGoogleが推奨しています。
短すぎても内容が伝えきれないし、長すぎてもユーザーに離脱されてしまうことから、今は15秒〜30秒の動画広告が多いです。(スキップ可能なインストリーム広告にした場合)
スキップ可能
動画広告の再生が始まったら5秒後にスキップできる広告です。スキップされると課金は発生しないため、初めてYouTube広告を配信する人にとっては運用しやすいメニューです。
視聴者が動画広告を30秒視聴もしくは自社のサイトやランディングページに遷移した場合に課金が発生します。
スキップ不可
前述したとおり、15秒間はスキップされない仕様です。そのため、ユーザーには(半ば強制的に)動画広告を視聴してもらうことができるので、認知度向上・理解促進には有効です。
ただ、スキップができない不便さ故に、ユーザーにとってはストレスを感じやすいとも言えます。
TrueViewディスカバリー広告

TrueViewディスカバリー広告とは、YouTubeで見たい動画やコンテンツを検索した際の検索結果画面、視聴済み動画の関連動画などに表示される広告のことです。
ユーザーが検索した動画やコンテンツに関連した広告が表示されるので、興味関心がマッチしやすく、商品やブランドをすでに認知しており比較・購入検討しているユーザー層に対して相性が良い広告です。
TrueViewアクション広告

TrueViewアクション広告は、動画広告の再生中・再生後にユーザーに対して具体的なアクションを促すことに特化した広告メニューです。
「詳細を見る」「アプリをDLする」「お問い合わせ」などコンバージョンに繋がりやすい文言を入れることでユーザーに迷わせることなく、次のアクションへと導いてあげることができます。
また、この広告は視聴者が動画広告を30秒以上再生した場合または30秒未満の動画を最後まで視聴した場合、行動を促すボタンをクリックした場合に「視聴した」とカウントされます。
TrueViewインストリーム広告と同様、5秒後に表示されるスキップボタンがでてスキップされた場合、視聴にはカウントされません。
バンパー広告
YouTubeのコンテンツ動画視聴中に表示される6秒以内の動画広告です。尺が6秒以内と決まっているため、スキップすることはできません。
そのため、この広告は認知・興味関心層の視聴者に有効な広告といえます。かなり短い動画なので、インパクト重視かつポジティブな印象を与えることが重要です。
再生と同時に視聴がカウントされます。1,000回表示ごとに課金されるCPM課金の形態です。
アウトストリーム広告
アウトストリーム広告は、WebサイトやアプリなどYouTube以外のネットワークへ配信されるモバイル専用の動画広告です。
モバイルおよびタブレット端末向けでGoogle動画パートナーサイトやアプリに表示されます。
YouTubeで動画を視聴するユーザーだけでなく、YouTubeの「外」にいるユーザーにも動画広告を配信できるため、広範囲へ訴求することが可能です。そのため、認知度を高めたい場合に効果的な広告メニューといえます。
ただ、Webサイトやアプリなどユーザーは別の情報を探している最中で、広告はスルーされがちです。そのため、興味を惹くものでないと成果には繋がりにくいでしょう。
マストヘッド広告
マストヘッド広告とは、YouTubeのトップページに大きく掲載される広告です。

YouTubeを開いたときにもっとも目立つ場所に掲載される広告のため、ユーザーの目に留まりやすいのが大きな特長です。また、他の広告メニューとは違って視聴者のターゲティングはできず、指定できるのはエリアのみ。
ただ、PC・スマホに加え「TV」にも広告が表示されます。
最近では、TVでYouTubeを見る視聴者も多く、大画面で広範囲の視聴者に動画広告を訴求することが可能です。新商品・サービスの認知向上やブランディングなどに有効です。
マストヘッド広告を出稿するには、事前に広告枠を予約する必要があり、1日1枠で設定されている「日別単価制」または「インプレッション単価制」のどちらかで広告費を支払う必要があります。
TVCMと同様のインパクトが見込めるため、広告費も1日で数百万円発生することもあるとか…
この広告は、事前に状況確認をしてから計画的に実施しましょう。
オーバーレイ広告
オーバーレイ広告は、YouTubeの動画の下部に表示されるバナー広告のことです。

動画の邪魔にならない場所に表示され、右上の✗ボタンで広告を消せるためユーザーにストレスを与えないのは良い点と言えます。
YouTubeの動画コンテンツ内に広告を配信したいけど、社内リソースや制作者不在の関係で動画制作が難しい場合も、このオーバーレイ広告であれば出稿のハードルは下がります。
YouTube広告の新しいメニュー
YouTube広告がここ1〜2年の間に新しく追加した広告メニューもご紹介します。
- ダイレクトレスポンス広告
- 動画アクションキャンペーン
以下で詳しく解説します。
ダイレクトレスポンス広告

ダイレクトレスポンスは動画広告の下部に関連の商品画像を複数掲載することができ、ユーザーに直接的な購買行動を促すのに最適な広告フォーマットです。
画像の左側「SHOP NOW」ボタンの右部分に下矢印があるかと思いますが、そこをクリックすると関連する商品画像がずらっとでてきます。
興味喚起をしてすぐに具体的な行動に促すことができるので、成果に繋がりやすい広告として話題です。この広告を出稿するには、Googleショピングなどに商品を掲載するシステムである「Google Merchant Center」に登録されているものを動画広告と連携させることで実現できます。
ECサイトなどの商品の販売を行う事業にとても相性が良いでしょう。
動画アクションキャンペーン
動画アクションキャンペーンは、コンバージョン獲得に特化した動画広告を配信できる新しい広告フォーマットです。
もっとも大きな特長は、動画広告にCTAボタン・キャッチコピーを入れた配信が可能になったという点です。商品の購入なら「今すぐ購入!」や「詳細を見る」、リスト獲得をしたい場合「お問い合わせはこちら」など具体的にとって欲しいアクションを明確にすることでユーザーの迷いを減らすことが可能です。
これってアクション広告と似てるから、どっちでも変わらないんじゃない?と思いますよね。
しかし、今後この動画アクションキャンペーンが主流になっていくと言われている理由があるんです!
ずばり、明確な違いは「配信される場所」と「動画クリエイティブ」です。
配信される場所
まず、アクション広告ではYouTube広告のコンテンツ内とGoogleパートナーサイトに広告配信が可能ということは前述の通りです。
動画アクション広告では、さらにディスカバリー広告のフォーマットも使えるため、YouTubeホームフィードの広告枠にも配信することが可能になりました。
TrueViewインストリーム広告やバンパー広告は認知促進に適した広告フォーマットですが、動画アクションキャンペーンはユーザーに具体的な行動を促すことが可能になったため、コンバージョン獲得に向いている広告と言えるでしょう。
YouTubeホームフィードとは
YouTubeを開いたときのホーム画面に表示される動画コンテンツ一覧ページのこと
動画クリエイティブ
アクション広告は、行動を促すフレーズやキャッチコピーの設定が可能なのですが、動画アクションキャンペーンではさらに長いサブコピーと説明文も入れられるようになりました。
とはいえ、ユーザーは基本的に「文を読みません。」これはどんな広告でも変わらないことです。
では、どんな点に気をつければ動画広告に興味を持ち、行動まで促すことができるのか?それは以下の点に留意する必要があります。
- 動画の冒頭3秒で内容がわかること
- 魅力的なサムネイルを作成すること
- ユーザーにとって欲しいアクションを明確にすること
すべてとても重要な項目ですが、特に「動画の冒頭3秒で内容がわかること」はもっとも重要な位置づけになります。
ネオマーケティングの動画広告の接し方に関する調査で、動画広告を閲覧したユーザーの96%はスキップすると言われています。さらに細分化すると、その内の約57%はスキップすることが多い、約38%は必ずスキップするに分類されます。

つまり、約57%のユーザーは動画の冒頭を見てスキップするかしないか瞬時に判断していると言えます。そのため、動画の冒頭は非常に重要なのです。
動画制作のご依頼について詳しくしりたい方は、以下の記事がおすすめです。

【保存版】動画編集の依頼は不安?依頼方法や相場・制作の流れを徹底解説
YouTube動画広告のフォーマット
YouTubeで広告を配信する際、解像度、アスペクト比、データ量など入稿方法に規定があります。
他のプラットフォームに比べ、自由度が高く基本的にどのような動画でも広告配信が可能ですが、制作前に確認しておきましょう。フォーマット規定は以下の通りです。
広告メニュー | 推奨サイズ | 動画の長さ |
---|---|---|
TrueViewインストリーム広告(スキップ不可) | 16:9または9:16(1920×1080 / 1280×720が主流) | 最長6分 |
TrueViewインストリーム広告(スキップ可) | 16:9または9:16(1920×1080 / 1280×720が主流) | 15秒 |
TrueViewディスカバリー広告 | 640×360または480×360 | 制限なし |
バンパー広告 | 16:9または9:16(1920×1080 / 1280×720が主流) | 6秒以下 |
アウトストリーム広告 | 16:9または9:16(1920×1080 / 1280×720が主流) | 6秒〜15秒 |
マストヘッド広告 | 16:9または9:16(1920×1080 / 1280×720が主流) | 制限なし。音声なしで自動再生。 |
オーバーレイ広告 | 468×60または728x90pixel | – |
ダイレクトレスポンス | 16:9または9:16(1920×1080 / 1280×720が主流) | 30秒以下 |
動画アクションキャンペーン | 16:9または9:16(1920×1080 / 1280×720が主流) | 制限なし(10秒以上) |
Googleによると、2022年初頭からTrueViewアクションキャンペーンは動画アクションキャンペーンに自動的にアップグレードされ、動画アクションキャンペーンはすべて、すべてのネットワークへの配信対象となるとのこと。
まとめ
今回の記事ではYouTubeの動画広告についてまとめました。新しい広告メニューも登場し、広告を通したユーザーとのコミュニケーションの取り方も常に進化しています。
Wepotでは、YouTubeの動画広告をはじめ、他媒体の動画広告やWebサイト掲載用の動画アニメーションやモーショングラフィックスを用いた動画、実写の映像編集など多岐にわたって対応が可能です。
ぜひお気軽にご相談ください!執筆者はあやか(@aaa_1205)でした!