オウンドメディアWepotを作ろうと考えた理由


いつもWepotの記事を読んでくださっている皆さんありがとうございます。
ホンマです。
今回は少し息抜きとしてホンマがなぜWepotを作ろうと思ったのか、そのきっかけを書いていこうと思います。
どんな想いで作ったのか、なぜこのメンバーなのかというWepotに込めた想いを綴ります。
読んでくださっている皆さんがWepotについて知ってくれるための一つのきっかけになれば幸いです。
この記事に共感をいいただけたなら、ぜひWepotのメンバーそれぞれの記事を読んでみてください。
あらためて自己紹介
Wepotのサイトの中に自己紹介のページがありますが、こうやって記事の中で自己紹介をしたことがないので改めて自己紹介をしていきたいと思います。
メンバーみんなの自己紹介一覧はこちらです
https://wepot.jp/about/member/
Webサイト関連の制作やwebアプリケーションの開発に携わるようになって約10年が経とうとしています。
それまでは大手引越センターでトラックを運転しつつ現場責任者という形で新人教育をしつつ引越業をしていました。
学生の時代のアルバイトからなので引越の経験も10年ほどあります。
当時は天職だと考えていましたしこのままずっと引越屋として生きていくと考えていましたが、転機となったのは腰痛です。
引越屋にとってはよくある話ですがすべり症というちょっと重めの腰痛でした。
そのため半年ほど休職をしていたのですが退職の決意をしました。
現場ではなく内勤や営業として残って欲しいという声はたくさんいただいたのですが、引越以外の仕事をしたことがなかったので新しい挑戦をするために転職を決意しました。
そこからグラフィックデザインを勉強し、HTML/CSSを学ぶことでwebサイトの制作に心が移っていき、職業訓練校でHTML/CSSの講師をしながら制作会社への就職活動をしていました。
就職をした制作会社では主にPM(プロジェクトマネージャー)として従事していましたが比較的大きな企業でしたので、プロジェクトも大規模なものがほとんど。
基本的にはクライアントとの直接契約のものばかりでした。
そこでwebサイト制作のイロハをまなび、webアプリケーションの制作など複雑なものにも携わることができたのが現在の自分自身の礎となっています。
そこからお誘いをいただきシステム開発やwebアプリケーション開発がメインとなる制作会社に転職をしましたが、体調を崩したことをきっかけに改めて制作会社への転職活動を始めました。
そのころちょうど妻の出産も間近というタイミングで、難産でもあったことから妻の入院などもあり就職活動は難航していました。
しかし、最初の制作会社の時から仲良くしていた制作会社さんからスポットで依頼されていたwebサイトのデザインや実装での単発のお仕事があったので金銭的には苦労することがなく過ごすことができていました。
結果として年末の確定申告のタイミングで開業届を出し現在に至ります。
開業届を出したのは年末ですが、開業の日付はお仕事をいただき始めた頃に設定をして届けているので、2018年8月が開業日です。
ずっと就職をすることを目指していましたが、どうしても制作会社の頃からの繋がりや評判で長期的なプロジェクトが多いためにすぐに就職するということができず3年半ほど経ちました。
なぜオウンドメディアを始めようと思ったのか
妻が難産だったこともあり結果として個人でスポットのお仕事をいただけていたのはとても幸運なことでしたが、就職のタイミングが難しかったことから今後も継続してお仕事をしていく以上営業活動は必要不可欠のように感じ始めていました。
しかし、営業経験があるわけでもなく制作会社の頃に担当していたプロジェクトは個人のポートフォリオに掲載することもできませんし、さらには大手企業のお仕事がほとんどだったためにポートフォリオなどへの掲載許可のあるものは一つもない状態でした。
そのため考えたのが、オウンドメディアのようなものを作ってその中で企業向けの制作ナレッジを発信するということでした。
当初は一人でそれをやろうとしたのですが、日々の業務や子育てなどにリソースを取られてしまいなかなか実現がしないまま時が経ち、結果Wepotという形で3年前に思い描いていたオウンドメディアをリリースすることになりました。

制作会社で培ってきたweb制作のナレッジを発信することで、ポートフォリオを作ることなくhirohom(ホンマの屋号)を知ってもらい、お仕事の受注につなげようと考えたのがWepotの始まりでした。
現在公開されているWepotは当初のナレッジ発信だけではなくさまざまな目的が込められています。
Wepotに込めた想い
Wepotでもナレッジ発信という部分では当初個人的に考えていた時と一致していますが、メンバーが増えたことから細かく計画書を作成し、目的や目標の部分を明確に定めました。
仕事をつくる仕事をする
これがずっと大切にしているフィロソフィーのようなものなのですが、Wepotのメンバーはこれまで何度かお仕事のご依頼をさせていただいた方々で構成されていてホンマが理念としている部分も何度かお伝えしたことがあるメンバーでもあります。
仕事をつくる仕事をする
クライアントの要望を満たすことは当然のことながら、期待以上の成果を出せるようにすることを目標としています。
精度の高いものを納品できればクライアントの売上が上がり、新たな事業展開や事業グロースにつながるためクライアントにって新しい仕事ができる。
そして、新しい仕事ができた時にまた発注をいただけるようであれば我々にも新しい仕事ができる。
そういったお互いにプラスの循環を作り出すことを目標とした指針が「仕事をつくる仕事をする」という言葉に込められています。
幾度か一緒に仕事をする中で共に同じような考えや、同じような方向を向いている仲間に出会えたのは幸福なことでした。
それぞれ業務内容や得意分野は違えど、仕事やクライアントに対して持っている想いは近いものがありました。
そしてなんといってもそれぞれがディレクターとしての素養を持ち合わせていることがとても大きな特徴です。
内部的な目的①〜チームの結成〜
以前から個人事業主によるチームを作りたいと考えていたのですが、思ったよりもこれは難しいものでした。
それぞれが個人のお仕事を持っているし、少なくとも周りの個人事業主の仲間たちはみんな忙しくリソースに余裕がない状態であることがほとんどです。
そのためチームとして活動するにはどうしてもまとまることができずうまく機能させることができませんでした。
しかし、Wepotの場合はホンマが掲げている仕事をつくる仕事をするという考え方に共感してくださるメンバーが集まっていることもあり、一つ一つのお仕事を他のメンバーからの発注であったとしても自分ごととして捉え、自分の仕事として取り組めています。
そして組織のような形をとっているためホンマが意思決定をしあやかさんとよーすけさんが全体のマネジメントをしてくれており、プロジェクトにおいてはそれぞれがリーダーとしての動きをすることから効率的な役割分担と自分が担う業務へ集中できる環境を実現できました。
現在公表している実績一覧はこちらから
https://wepot.jp/works/
内部的な目的②〜ナレッジの言語化〜
ナレッジを同業者ではなく企業向けに発信するには、小難しい専門用語や複雑な技術を言語化する必要があります。
自分の得意とする業務や技術をよりわかりやすく言語化し記事化していくことで、内部であってもクライアントとでも齟齬なくコミュニケーションを取ることができる能力をより強化することができると考えています。
専門用語を使うのは簡単ですが、同業者であっても齟齬が起きることがあるのにクライアントとではもっと深い齟齬が起きてしまいます。
それを解消するにはプロフェッショナルであるわれわれがわかりやすく説明できる状態になければいけません。
自分自身が担当している業務のことを言語化していき、クライアントにとっても理解が深まる状況をどう作っていくか。
それがWepotでナレッジを発信していくもう一つの理由です。
今後のWepotについて
Wepotでは今後も記事を更新し続けナレッジを企業向けに発信していきます。
また、チームとしての活動もしっかりとしていくために法人化することを検討しておりデジタルクリエイティブにおける高いクオリティを持った制作をより強化していきたいと考えています。
これからもWepotをよろしくお願いいたします。

オウンドメディアWepotを作ろうと考えた理由